X旧ツイッターで、AIを使ってウェブサイトを作る方法が、色々投稿されています。
ここでは、私の備忘録の意味も込めて、ウェブサイトを作ることができるAIをご紹介したいと思います。
Framer
Framerは、AIが支援するウェブサイト制作サービスです。プログラミング経験がなくても、直感的な操作でデザイン性の高いウェブサイトを作成できます。
Framerの主な機能は以下の3つです。
- AIによるデザイン支援
Framerは、AIを活用してデザインを支援します。色、フォント、レイアウトなどを自動で生成してくれるので、デザインに自信がない人でも簡単に始められます。
- ノーコードでウェブサイト制作
Framerは、コードを書くことなくウェブサイト制作ができます。ドラッグ&ドロップ操作で要素を配置していくだけで、思い通りのサイトを作ることができます。
- 豊富なテンプレート
Framerには、様々な業種や目的に合わせたテンプレートが用意されています。テンプレートをベースにカスタマイズすることで、効率的にウェブサイト制作を進めることができます。
Framerの使い方
Framerの使い方を、簡単な手順で説明します。
- アカウント作成
Framerの公式サイトからアカウントを作成します。無料プランと有料プランがあります。
- テンプレートを選択
豊富なテンプレートから、目的に合ったものを選択します。
- デザインを編集
ドラッグ&ドロップ操作で要素を配置したり、色やフォントを変更したりして、デザインを編集します。
- プレビュー
プレビュー機能で、完成イメージを確認できます。
- 公開
完成したウェブサイトを公開します。
Framerのメリット
Framerには、以下のようなメリットがあります。
- コードを書かなくてもウェブサイト制作ができる
プログラミング経験がない人でも、簡単にウェブサイト制作を始められます。
- デザイン性の高いウェブサイトを作れる
AIがデザインを支援してくれるので、デザインに自信がない人でも、おしゃれなウェブサイトを作ることができます。
- 効率的にウェブサイト制作を進められる
豊富なテンプレートやコンポーネントを活用することで、効率的にウェブサイト制作を進めることができます。
Framerのデメリット
Framerには、以下のようなデメリットがあります。
- 無料プランでは機能が制限されている
無料プランでは、利用できる機能が制限されています。
- 日本語の情報が少ない
日本語の情報が少ないため、使い方を習得するのが難しい場合があります。
Framerの活用例
Framerは、以下のような用途に活用できます。
- ポートフォリオサイト
自分の作品やスキルを紹介するポートフォリオサイトを簡単に作ることができます。
- ランディングページ
キャンペーンやイベントのランディングページを、短期間で制作することができます。
- プロトタイプ
新しいサービスやアプリのアイデアを検証するためのプロトタイプを制作することができます。
Relume
Relumeは、人工知能を用いたウェブサイト制作ツールで、ユーザーが簡単にプロレベルのデザインを生成できます。
Relumeの特徴は、AIによる高速で多様なデザイン提案、ドラッグアンドドロップでの直感的な編集、レスポンシブデザインやSEO最適化などの機能があります。
Relumeの利点は、コーディングやデザインの専門知識が不要、時間とコストの節約、創造性とイノベーションの促進、ウェブサイトの品質と効果の向上に貢献できます。
サイトマップやワイヤーフレーム、UIなどを作ることができ、Figmaとの連携も有料プランで可能なので、ウェブサイト制作の生産性の向上を図ることができると思います。
私も、興味を持っています。
Gamma
Gammaとは、AIを使って簡単にプレゼンテーションやドキュメント、ウェブサイトを作成できるツールです。このツールの特徴や使い方を紹介します。
まず、Gammaの特徴は、以下のような点が挙げられます。
- ドキュメントを書くだけで、それがプレゼン資料やウェブサイトになる
- デザインやレイアウトを自分で考える必要がない(AIが最適なものを提案してくれる)
- スライドの枠に収まらない情報も、折りたたみや埋め込みなどで表示できる
- YouTubeやSpotifyなどの動画や音楽、他のウェブサイトともシームレスに連携できる
- チームでの共同編集やコメント機能がある
- 無料で全ての機能を使える(ツールのダウンロードやインストールも不要)
次に、Gammaの使い方を簡単に説明します。
- Gammaの公式サイトにアクセスして、無料でサインアップする
- 新規作成AIを選択して、プレゼンテーションやドキュメント、ウェブサイトのいずれかを選ぶ
- 作りたい内容をテキストで入力すると、AIがスライドのアウトラインを提案してくれる
- 好きなテーマを選んで、AIが生成したスライドを確認する
- スライドの内容やデザインを編集したり、画像や動画などを追加したりする
- PDFやPPTなどにエクスポートしたり、ライブでプレゼンテーションしたりする
以上が、Gammaの基本的な特徴と使い方です。Gammaは、AIの力で資料作成の時間や手間を大幅に削減できるツールです。プレゼンテーションやウェブサイト制作に興味がある初心者の方は、ぜひ一度試してみてください。
※専門用語の補足説明
- AI(Artificial Intelligence):人工知能のこと。人間の知能をコンピュータで再現しようとする技術の総称。
- プレゼンテーション:発表や説明のこと。スライドや画像などを使って、聞き手に分かりやすく伝える方法。
- ドキュメント:文書や資料のこと。文章や図表などで情報をまとめたもの。
- ウェブサイト:インターネット上に公開されたページの集まりのこと。ウェブブラウザというソフトで閲覧できる。
- デザイン:見た目や形のこと。色やフォントなどで印象や雰囲気を変えることができる。
- レイアウト:配置や整列のこと。情報の重要度や関連性に応じて、スペースを効果的に使うことができる。
- 折りたたみ:スライドの中で、一部の情報を隠したり見せたりできる機能のこと。クリックすると展開したり閉じたりできる。
- 埋め込み:スライドの中で、他のウェブサイトや動画などを表示できる機能のこと。直接操作したり再生したりできる。
- シームレス:つなぎ目がないこと。スムーズに移動したり切り替えたりできること。
- 共同編集:複数の人が同時に同じスライドを編集できる機能のこと。変更履歴やコメントも残せる。
- エクスポート:スライドを別の形式に変換して保存すること。PDFやPPTなどに変換できる。
- ライブ:スライドをインターネット上で公開すること。リンクを送ると、他の人がリアルタイムで見ることができる。
tldraw
tldrawとは、手書きのスケッチやワイヤーフレームを直接HTMLコードに変換できるツールです。スティーブ・ルイスによって2021年にオープンソースプロジェクトとして立ち上げられました。そして、手描きの画像を機能的なウェブアプリケーションに変換するAIプロトタイプツール「Make Real」を発表しました。このツールはOpenAIのGPT-4V APIを活用し、ユーザーが生成したベクター図を操作可能なTailwind CSSおよびJavaScriptコードに変換します。AIによって自動化されており、ウェブデザインのプロトタイピングを簡単かつ迅速に行うことができます。
tldrawの使い方はとてもシンプルです。まず、ウェブデザインのラフなスケッチを描きます。これは紙に描くことも、デジタルツールを使用することも可能です。次に、tldrawの公式サイトにアクセスし、OpenAIのAPIキーを取得して登録します。そして、描いたスケッチをtldrawのプラットフォームにアップロードします。「Make Real」をクリックすると、AIがスケッチを解析して、対応するHTMLコードに変換します。生成されたコードは、必要に応じてカスタマイズや調整が可能です。これにより、より細かくデザインに合わせることができます。
tldrawでできることは多岐にわたります。ラフなスケッチからのUI生成、レスポンシブデザイン、シンプルなゲーム制作、ウェブサイトのワイヤーフレーム制作、自然言語での指示、多様なデザインなど、様々な種類のUIデザインを生成できます。tldrawは、ディレクターやデザイナー、UI/UXに関わる人にとって、大きな戦力となることは間違いありません。tldrawは、オープンソースで無料で利用できます。ぜひ、tldrawを使って、ウェブサイト制作の可能性を広げてみてください。
Screenshot-to-Code
Screenshot-to-Codeとは、スクリーンショットを撮るだけでウェブサイトのコードを生成するツールです。ウェブサイト初心者でも簡単に使えます。以下の手順で試してみましょう。
- お好きなウェブサイトのスクリーンショットを撮ります。パソコンやスマホで撮影できます。
- Screenshot-to-Codeのウェブサイトにアクセスし、スクリーンショットをアップロードします。
- 数秒後に、ウェブサイトのコードが表示されます。HTMLやCSSなどの言語が自動的に生成されます。
- コードをコピーして、お好きなエディタに貼り付けます。あとは自由に編集したり、公開したりできます。
Screenshot-to-Codeは、ウェブサイト制作の学習や参考に最適なツールです。自分の好きなデザインやレイアウトを探したり、コードの書き方を勉強したりできます。また、既存のウェブサイトを改良したり、新しいアイデアを試したりするのにも便利です。Screenshot-to-Codeは、ウェブサイト制作の楽しさと可能性を広げるツールです。ぜひ一度お試しください。
Screenshot-to-Codeは、サブスクリプションの料金として15ドル支払うかOpenAIのAPIのキーを取得して使います。
まとめ
ウェブサイトを制作できるAIを利用する場合は、OpenAIのAPIキーが必要な場合もあります。
GPT-4のAPIキーが良いと思いますが、詳しいことは、OpenAIのウェブサイトで確認して下さい。
これからのウェブサイト制作者、エンジニアは、AIを利用するための料金を支払うことができる経済力が必要になると思います。
生産性の向上のためにも、効果的にAIを活用することが必要な時代になったと思います。
それから簡単にウェブサイト制作できて、そのまま公開できるという場合は、ホスティングの機能があります。
つまりレンタルサーバーなどを利用しなくても、そのまま公開できます。
この場合は、制作したウェブサイトを何らかの形で、エクスポートできると良いです。
そのままホスティングサービスも合わせて利用するなら良いですが、海外のサーバーのため不安もあると思います。
ChatGPTの有料版のPlusを利用してウェブサイトの内容を書いて、Gammaでウェサイトのデザインまで作る流れをX旧ツイッターで複数の人が紹介しています。
こちらのブログでも、AIやStable Diffusionなどの話題を書いています。
ぜひ、読んでください。
こちらのnoteで書いている記事で、AIというマガジンで集めた記事もぜひ、読んでください。
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